リースとレンタルの違い
会社では、複合機やオフィスデスクや会議室机などなどさまざまリース会社からリース物件を利用していると思います。
そこで「リース」と「レンタル」の違いを今回はまとめてみました。
リースとは、借主が指定する機械等を貸主(リース会社)が調達して借主へ貸付け、原則、途中解約ができない契約を言います。リース資産は、固定資産と同様に、台帳などに管理する必要があります。
リース取引の種類には、「ファイナンス・リース取引」と「オペレーティング・リース取引」があります。
それぞれまとめてみました。
★ファイナンス・リース取引
(条件)
・途中解約が不能である
・フルペイアウト(借主が物件を消耗するまでのすべての費用を負担すること)
(リース期間終了後の所有権)
・貸主から借主へ移転がある場合
⇒売買処理
・貸主から借主へ移転がない場合
⇒売買処理と賃貸借処理の選択が可
例えば、リース会社が借り手に、新品パソコンなどを購入し、借り手に賃貸契約するような取引は、「ファイナンス・リース」取引に該当します。リース契約期限前に解約をした場合、リース会社に違約金を支払う契約になっていることが多いです。なお、リース期限が満了を迎えた場合は、契約にもよりますが、1回分のリース料で1年間利用できる再リース契約を締結できたり、借り手が安価で商品を買い取ることができます。
★オペレーティング・リース取引
ファイナンス・リース以外のリース取引のことをオペレーティング・リース取引と呼びます。
「オペレーティング・リース取引」の代表例は次のとおりです。
企業Aが、パソコンを仕入先Bよりリース契約にて導入したいと考えているケース。
1. 企業Aは、仕入先Bへパソコンの見積依頼をする。
2. 企業Aは、仕入先Bより取得した見積をリース会社Cへ提出する。
リース会社Cは、リース料金を算出し、企業Aへ見積を提出する。
3. 問題がなければ、企業Aとリース会社Cとの間でリース契約を締結。
4. リース会社Cは仕入先Bにパソコンを発注依頼する。
5. 仕入先Bはパソコンを企業Aへ納品する。
6. 企業Aは納品されたパソコンを検収し、リース会社Cに検収書類を提出。
7. 企業Aは、契約書に従いリース料金を一定期間支払う。
8. リース期間満了を迎えた場合、再リースorリース終了をリース会社Cへ伝える。
9. 再リースの場合は、7と8の繰返し。
リース終了の場合は、物件を引き上げてもらう。(リース会社Cと調整)
「オペレーティング・リース取引」のメリットとして、納品から検収までをパソコンなどは納品と検収が同時であることが多いが、生産機械などは立ち上がった日を検収日とする場合が多いため、納品から検収までに半年から一年程度の期間をおくものもある。このような点から、費用の支払いを先延ばしにすることができるため、資金繰りの面から利点が発生することもある。
レンタルとは、貸主が不特定多数の借主に同じ機械等を何度も貸すことができる形で、途中解約ができる契約のことを言います。








